【IIDX】初心者のためのbeatmania IIDXハイスピ講座 【緑数字って何?】

※本記事はQUaverブログリレー2021冬の参加記事です。

 

こんにちは、くりすです。

 

私は現在九州大学音楽ゲームサークルQUaver(俗称:くえば)に所属しているのですが、一つ悩んでいることがあります。それは。。

 

くえばから弐寺勢がどんどん減っている事。

 

SEGA系の音楽ゲームの勢いが凄い事や、それらに比べて弐寺は1クレ目を投じる敷居が高すぎるということもあり、弐寺に触れてくれる音ゲーマーの数自体が減ってしまっています。

 

今回は前述の「弐寺は1クレ目を投じる敷居が高すぎる」という点を改善すべく、その原因の一つである、ほかの機種と比較してかなり複雑なハイスピ設定について初心者にできる限りわかりやすく解説しようと思います。

本記事では、弐寺特有の概念である「緑数字」の理解を深めましょう。長くなってしまいますが是非お付き合いください!

1. 緑数字

まずはこちらの画像をご覧ください。

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beatmaniaIIDXのハイスピ設定画面【SUD+(レーンカバー)なし、通常ハイスピード】

こちらは弐寺の楽曲プレイ中に、スタートボタンを押している状態の画像です。レーンの右側にハイスピード設定用のオレンジ色のポップアップウィンドウ(以後「ハイスピードオプション」)が開きます。

 

ここで大事なのが、このハイスピードオプションの枠外上に表示されている「700」という緑色の数字です。これが所謂「緑数字」であり、これこそが弐寺を快適にプレイするために最も大切な項目といっても過言ではありません。

 

1.1 緑数字とは

緑数字とは譜面がレーンの上部から現れて判定ラインに達するまでの表示時間を表した数値です。

この緑数字が大きければ大きいほどノーツが出現してから判定ラインに達するまでの時間が長く(ハイスピが遅い)、数字が小さければ時間が短い(ハイスピが速い)ということです。

 

他の音楽ゲーム機種では、ハイスピ数値が大きい程ノーツのスピードが速くなることがほとんどですが、弐寺では数値が小さい程スピードが速くなるという点で注意が必要です。逆なんです!

 

流れる譜面を出来るだけ認識しやすいようにこの緑数字を設定することが大切です。

まずは何もハイスピの設定はせずに、初期設定のままでプレイしてみましょう。

 

1.2 緑数字の調節方法

プレイしてみた結果、「認識が追い付かない!」や「譜面が遅すぎる!」など人それぞれ感想があると思います。それを元に緑数字を調整してみましょう。

  • ノーツが速く感じ、反応速度が追い付かないと感じる(SLOW>FAST)場合

      →ノーツの表示時間を増やしたいので、緑数字を大きく調整

  • ノーツが遅く感じ、反応速度が有り余っている(FAST>SLOW)場合

      →ノーツの表示時間を減らしたいので、緑数字を小さく調整

 

緑数字を変更する手順

  1. ハイスピードオプション内の表記が「HI-SPEED CHANGE」になっていることを確認する。
  2. (表記が「FLOATING HI-SPEED (パート2以降で解説)」になっている場合は、引き続きSTARTボタンを押したままeffectボタンを押すことで「HI-SPEED CHANGE」に変更することができる。)
  3. ハイスピードオプションを開きながら:
  • 白鍵盤で緑数字を増やす、黒鍵盤で減らす。
  • クラッチを左右に回転させて増減させる。

 

白黒鍵盤よりもスクラッチを用いた場合のほうが細かく調整することができるので、先に鍵盤でおおざっぱに調整、その後にスクラッチで微調整と覚えておきましょう。

緑数字の設定は違う楽曲を選択した際も引き継がれるので、BPM変化のある譜面以外をプレイする分にはここまでの知識で十分遊べます。

 

1.3 BPM変化

一筋縄ではいかないのがBPM変化のある楽曲・譜面です。

チュウニズムやmaimaiでは曲中にBPM変化がある場合でも基本的にはハイスピは変わりませんが、弐寺を含む多くのBEMANI系の機種ではBPMに応じて急に緑数字が変化します

 

BPM変化に伴う緑数字変化の例↓ (0:48で減速、1:09で加速)

youtu.be

 

この動画のように、一時的に譜面が遅くなるだけの場合は、見づらくはなりますが頑張れば何とか認識することは出来ます。

 

それに対して曲中にBPMが上昇し、譜面が速くなる場合は、、、、

速すぎて認識できずプレイ不可能になってしまうのです。

そのための対策を講じる必要があります。(めんどくさい)

 

1.4 BPM変化のある譜面の対策

BPM変化が存在する譜面の場合、ハイスピードオプション内の緑数字の表示が変わります。

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BPM変化が存在する譜面の緑数字の表示例

上の画像のように、現在の緑数字「280の他に、幅のある緑数字「452-255」が表示されます。

これは、この譜面全体を通した緑数字の上限下限を示しており、この例では一番遅い場合で緑数字「452」、一番速い場合で緑数字「255」になるということがわかります。

ということは、普段は緑数字「280」でプレイしてる人が普段の設定のままこの譜面で遊ぼうとすると、普段よりも速い緑数字「255」で譜面を認識しないといけない箇所が存在してしまいます。

 

このような場合は、一番譜面が速く流れる箇所でも認識できるようにするため、少し緑数字を増やして、緑数字の下限が普段の緑数字になるように設定しましょう

 

このほかにも対策は多数存在しますが、とりあえず最初はこれだけ覚えておけば大丈夫です。BPM変化のせいで1曲通して何もできなかった、ということはほぼほぼなくなります。

 

あ、譜面が流れ始める前にに一度スタートボタンを押して緑数字を確認する癖はつけておきましょう。選曲画面では見逃していたが実はBPM変化があった場合や、なぜか緑数字が普段の数値になっていない場合など、この癖をつけておくだけで被害を未然に防ぎクレジットを無駄にしないで済みます!(僕はたくさん無駄にしてきました)

 

1.5 まとめ

  1. プレイ中にスタートボタンを押すことでハイスピードオプションを開ける。
  2. 緑数字 = 譜面の表示時間(大→譜面が遅い、小→譜面が速い)
  3. 譜面が速いと感じるときは緑数字を大きい方に変更すればよい。(逆も然り)
  4. ハイスピードオプションを開きながら白黒鍵盤やスクラッチを操作することで緑数字を変更できる。(白黒鍵盤で大雑把に合わせ、スクラッチで微調整
  5. 弐寺は曲中のBPM変化に応じて譜面の流れる速度が変化する。
  6. BPM変化がある場合、緑数字の下限を普段の緑数字に調整するのがおすすめ。
  7. プレイ前に緑数字を確認する癖をつける。

 

また時間があるときに、レーンカバー(SUD+やLIFT)の解説、白数字の解説を行いたいなーと思っています。

では👋