くりすです。
今回は、SOUND VOLTEXにおいてよく見かけるテンプレ鍵盤配置についてです。初級編ということで、比較的簡単・単純な配置を解説します。今回はそのパート1です。
「鍵盤が全然出来ない」という人でも、意識を変えるだけでかなりマシになることがあるので、是非参考にしていただきたいと思います。
0. 運指のお話
まず、この記事においては、
BT-A・・・左手薬指
BT-B・・・左手人差し指
BT-C・・・右手人差し指
BT-D・・・右手薬指
FX-L・・・左手親指
FX-R・・・右手親指
上記の運指を前提としています。(ボタンの名称は画像参照)
そういえば、SDVXを始めたばかりだという初心者の中に、FXを親指の付け根(お肉がついているところ)で押している方をたまに見かけます。
この押し方はやめましょう。
低難易度のうちはFXを単体で押すことが多いのであまり気になることも無いかも知れませんが、Lv.16あたりからはFXとBTが複雑に絡み合う配置が増える故、付け根で押していると指の動きに制限があり押すのが難しくなってきます。
簡単な譜面から矯正していくことを強くオススメします。
では、今回扱う配置を見ていきましょう!
〜今回のテーマ〜
繰り返しBT-ABCD (DCBA) 階段
階段はどの難易度帯でもよく見る定番配置なので、是非早い段階から光らせられるようになりたい配置です!
上の画像はGet back here / Hommarju [Exhaust Lv.16] の一部分です。この譜面は何と40回もABCD階段が降ってきます。他には特に難所が無いので、階段さえ光ればスコアが出る譜面ですね。
私は階段が出来ないという人の中でも、以下のように主に2種類の悩みがあると考えています。
1. 間に合わない
腕の力で鍵盤を押している方によく見られる悩みです。
腕や手首を使ってボタンを押すのは単押し(ノーツを1つずつ押すこと)にはかなり向いていますが、今回の階段や、大宇宙ステージ[EXH]などに見られる乱打のような速い配置には全く向いていません。
指の力を使って押すことで細かな動きが可能になるので、絶対にできるようになりましょう。
オススメの練習法は、机の上や膝の上での人差し指・薬指の交互押しです。最初はめちゃくちゃゆっくりで。でも手は動かさずに、指だけを動かすようにして下さい。均等な速さで押せるようになってきたら、どんどん速くしてみましょう。
これを続ければちゃんと指の力で押せるようになると思います。
(今後いつか紹介する片手トリルの練習にもなります。そちらが苦手な方も是非!)
2. リズムが合わずにどんどんズレていってしまう
これは初心者に限らず、上級者にもトリルなどでよくある悩みだと思います。
正しいリズムをしっかりと保つ為に私が大事だと思っているのが、
チェックポイントを作る
という事です。
は?何言ってんのお前?
ってなってる方もいらっしゃると思うので詳しく説明します。
上の画像をご覧下さい。さっきと同じ譜面を使って説明します。
赤い丸で囲ってあるノーツが先程書いた「チェックポイント」の一例です。
これらのノーツは4分音符間隔で配置されていて、各ABCD階段の始まりのノートです。
これらのノーツをリズム通りに叩くことに一番意識を集中させます。即ち、4分音符のタッ、タッ、タッ、タッという4つのノーツだけでもしっかり曲に合わせて押す事を意識するのです。
ちなみに私はこの配置の場合、全てのノーツにチェックポイントを置いています。全ノーツの打鍵音を曲に合わせる事を意識しているという事です。
このように、慣れてくればチェックポイントを増やすことでより正確なリズムを保つことができるようになります。
最初は上に書いてあるように4分音符だけでも良いし、なんなら2分音符でも大丈夫です。どれだけリズムが狂っても4分、2分音符間隔で正しいリズムに戻せば絶対にそれ以上狂うことは無くなるはずです。
これが私が提唱するチェックポイントを作ってリズムを保つという攻略法です。階段だけでなく、長いトリルなど他の配置でも活用出来ます。とてもオススメなので繰り返し配置でリズムが狂ってしまうという方は是非お試しください!
今回はここまでです!
いかがでしたでしょうか。何か質問などがあればどんどんコメント欄やツイッターにてお聞きください!
初級編 パート2では「トリル」について解説をする予定です。トリルが苦手な中級者・上級者も是非読んで下さい!
中級編、上級編も(いつか)書く予定です、お楽しみに!
それでは良いボルテライフを!
🍆おしまい🍆